沖縄の美術館で「生と死」「苦悩と救済」「人間と戦争」を想う

お知らせ

緊急決定!スウェーデン サーミのアーティスト サラ・アイナック ミニライブ

サーミ地方出身の先駆的なアーテストであり、グラミー賞ノミネートの経験もあるサラ・アイナックさんの佐喜眞美術館でのミニライブが決まりました。
沖縄の土地に、《沖縄戦の図》の前で、伝統的なヨイク(yoik:北極圏の先住民族であるサーミ人に伝わる伝統歌謡、およびその歌唱法)がどう響くのか。
この奇跡のコラボ、ぜひご堪能ください。

■ サラ・アイナック Sara Ajnnak 魂の歌
日時:10月5日(日) 午後4時~
入場料:1000円(入館料込み)

【紹介】
サラ・アイナック
ーアーティスト。活動家。サーミ人。
芸術に、人生に、自然に、言行一致を貫く。

サラ・アイナックはサーミ地方出身の先駆的なアーティストであり、伝統的なサーミ文化と現代のポップ/エレクトロニック要素を融合させる独自の世界を展開しています。

スウェーデン北部のトナカイ遊牧民の家庭に生まれ、過去を称えつつ未来を再構築する魅惑的なサウンドスケープを創り出します。グラミー賞ノミネート経験を持ち、フォルクガラン賞をはじめ国内外の賞を受賞。北欧諸国、ヨーロッパ、北米で公演を重ね、サーミ音楽革新の最前線に立つ存在として確固たる地位を築きました。

彼女の音楽は伝統的なヨイクと現代的なサウンドを絡み合わせ、デビューアルバム『Suoajggat』で絶滅の危機にあるウメ・サーミ語を積極的に用い、その保存に献身しています。ディスコグラフィーには4枚のフルアルバム『Suoajggat』『Ráhtjat』『Gulldalit Can You Hear Me』『Homo sapiens』『My People, Wasteland or Wilderness』が含まれる。最新作『精霊の風景 第一部 ゲアルカメ/ゆりかご』では、英国のフォークデュオ「ザ・サイダーハウス・レベリオン」とのコラボレーション作品が批評家の絶賛を博し、Artsculture誌でも取り上げられました。

サーミの地に深く根ざし、大地とトナカイと調和して生きるサラ・アイナックは、国際的な先住民族運動において最も説得力のある声の一つです。先住民文化に深く傾倒し、芸術活動と国際レジデンスプログラムのホスト役を活かし、地元のAejlies(サーミによるサーミのための文化センター)のプロジェクト・マネージャーとしてサプミ地域に現代先住民芸術が花開く場を創出。国際舞台では持続可能な変革を推進し、先住民音楽が国際音楽シーンで称賛される存在となるよう尽力しています。

緊急決定!スウェーデン サーミのアーティスト サラ・アイナック ミニライブ