佐喜眞美術館

Sakima Art Museum

お知らせ

NHK Eテレ年間企画「シリーズ私の戦後70年」の第一回目として2015年8月に放映された番組がまたこの6月に再放送が決まりました。

大変ご好評をいただき、この番組をご覧になり全国からご来館された方も多くいらっしゃいました。朝早い放送ですがぜひご覧ください。

番組名:こころの時代 〜宗教・人生〜
副題:害(そこな)われし人々のなかに

アンコール放送:6月3日(日)朝5時〜6時 Eテレ
アンコール再放送:6月9日(土)午後13時〜14時 Eテレ

出演:佐喜眞道夫さん(佐喜眞美術館館長)
   徐京植さん(作家・東京経済大学教授)

沖縄の米軍普天間基地に接する佐喜眞美術館。
芸術家ケーテ・コルヴィッツの希少なコレクションがある。コルヴィッツは20世紀前半のドイツを生き、二つの世界大戦で息子と孫を失い、戦争や貧困に苦悩する人間像を版画や彫刻で表した。芸術作品をよすがに、戦争や弾圧などで害(そこな)われてきた人々の記憶をいま沖縄から見つめ直す。

※6月9日(土)の再放送が、地域によっては、高校野球の県大会で放送がない場合があるようです。お手数ですが番組HPか番組表をご確認ください。

6月23日(土) 慰霊の日の開館時間について

特別イベントのため、開館は 9:30〜16:00までとなります。

なお、屋上は 18:30より一般開放いたします。
閉館後16:00〜18:30までは、屋上に上がることはできませんのでご注意ください。

開催中の展覧会

丸木位里・丸木俊・丸木スマ・大道あや 展

【会期】 5月31日(木)〜 7月30日(月)

【内容】
「原爆の図」「沖縄戦の図」などの共同制作で知られる丸木位里・丸木俊。
時代を超える迫力ある表現を支えているのは、位里、俊それぞれの世界でも発揮された卓越した表現力と深い思想性でした。また、丸木位里の母の丸木スマ、実妹の大道あやも70歳、60歳を過ぎて独学で絵を描き始め、いのちあるものの生き生きとした歓びを色彩豊かに描きましたが、その背景には、広島での原爆体験や人生の深い悲しみがあります。過酷な体験を乗りこえる力を与えてくれた自然への感謝といのちへの賛歌が画面からあふれています。
今展では、4人それぞれが描いた「いのち」の躍動を全54点で展観します。

丸木位里:今帰仁大関

「今帰仁大関」丸木位里

丸木位里(1901 ‐ 1995)

広島県安佐郡飯室村(現・広島市安佐北区安佐町)に農家の丸木金助、スマの長男として生まれる。

丸木俊:赤シーサー

「赤シーサー」丸木俊

丸木俊(1912 – 2000)

北海道雨竜郡秩父別村(現・秩父別町)の善性寺に長女赤松俊として生まれる

※ふたりの経歴につきましては「『原爆の図』丸木美術館」HPをご参考ください。
http://www.aya.or.jp/~marukimsn/top/history.html

丸木スマ:鳥と花

「鳥と花」丸木スマ

丸木スマ(1875 – 1956)

広島県安佐郡伴村(現広島市安佐南区沼田町伴)生まれ。
丸木位里の母。1945年広島で原爆を体験、家の中にいて一命をとりとめる。
73歳から位里、俊に勧められて絵を描き始める。
広島県展、女流画家協会展、日本美術院展など次々に入選。81歳で逝去。

大道あや:さるすべり

「さるすべり」大道あや

大道あや(1909 ‐ 2010)

広島県安佐郡飯室村(現広島市安佐北区)に、丸木金助、スマの長女として生まれる。長男・位里は実兄。
安田女学校を卒業後、1932年~57年まで髪結い(美容院)を始める。
1945年広島で被爆。1968年家業の花火工場の事故で夫が死亡、その後上京し兄・位里宅に身を寄せる。
60歳で絵を描き始め、女流画家協会展、日本美術院展など次々に入選。
絵本「ねこのごんごん」「こえどまつり」「かえるのモモル」など多数。101歳で逝去。