佐喜眞美術館

Sakima Art Museum

《慰霊の日企画》

唄と語り 照屋政雄・戦争(いくさば)の記憶~あのとき政雄少年がみた戦場~

撮影:国吉和夫、小浜司「島唄を歩く2」(琉球新報社、2014)

撮影:国吉和夫、小浜司「島唄を歩く2」
(琉球新報社、2014)

民謡歌手・三線職人・ 映画俳優・とマルチな才能で活躍し、今年80歳を迎える照屋政雄さん。
6歳で読谷村・石川(現うるま市)で体験した沖縄戦と戦後の壮絶な半生を支え続けたのは沖縄の歌と三線でした。
どんな時代になろうとも何ものにも代えられない「命どぅ宝」。
戦後74年目の慰霊の日は、 琉球古典音楽や西洋音楽などジャンルを越えた表現活動を展開する澤井毎里子さんの笛、島山信和さんのギターとともに、丸木位里・丸木俊の<沖縄戦の図>の前で照屋政雄さんの唄と語りで次世代へ繋ぐ平和の想いを込めます。

出演:照屋政雄(沖縄民謡歌手)・澤井毎里子(笛)・島山信和(ギター)
日時:慰霊の日 6月23日(日) 午後4時30分開場 午後5時開演
   ※一般入場は午後3時まで
入場料:前売り 大人 2,000円 中高小 1,000円(当日券各500円増し)
    友の会会員は前売り・当日一律 1,500円(観覧料込)
定員:100名
※入場券は、お電話でもご予約いただけます。
※入場券のお問い合わせは
佐喜眞美術館 電話 098-893-5737 e-mail:info@sakima.jp まで

照屋政雄 プロフィール

1939年生まれ・読谷村出身
野村流古典音楽師範
琉球民謡登川流研究保存会理事
照屋太鼓三線店・沖縄民謡唄者

6歳の時に目の前の死体を踏みながら家族と逃げた石川(現うるま市)のヌチシヌジガマで終戦を迎える。戦後、農作業をしながら三線作りの手伝いをはじめ三線職人の道へ。照屋林山、琉球古典音楽の人間国宝・島袋正雄に師事、また照屋林助、登川誠仁の元で芸を学び、沖縄民謡「トゥルルンテン」「ちょんちょんキジムナー」などのヒット曲を生み出す。また映画「ホテル・ハイビスカス」(02年)、「サルサとチャンプルー」(08年)、「さんかく山のマジルー」「南の島のフリムン」(09年)等テレビドラマ、にも出演。ラジオパーソナリティ(FMよみたん、オキラジ)としても活躍中。

澤井毎里子 プロフィール

歌手、司会。琉球古典音楽安冨祖流笛教師・琉球古典音楽奏者

東京都出身。1997年高松「FMマリノ」パーソナリティ、舞台女優、JAZZ・POPS歌手など様々な表現手法を用いたライブで活躍後、琉球古典音楽に魅せられ沖縄県立芸術大学へ入学、2012年卒業。
沖縄芝居で50年の伝統を誇る「劇団うない」(前・乙姫劇団)で地謡(笛)を担当。
音楽とともに絵本読み聞かせ、沖縄民話の朗読、戦争体験の朗読活動など様々なジャンルで活動中。

開催中の展覧会

沖縄を描いた画家たち 2019展

【会期】2019年4月18日(木)~6月30日(日)

《出品作家によるギャラリー・トーク》
日時:2019年5月19日(日)午後4時〜6時 ※当日の入館券が必要です

登壇者:国吉和夫(写真家)・仲地華(沖縄県立芸術大学院生)・名護朝和(染色家・沖縄県立芸術大学教授)・与那覇大智(画家)
司会:比嘉豊光(写真家)

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佐喜眞美術館コレクションを中心に「沖縄」をテーマにした作品で構成した展覧会です。
県内外の作家25名、42点に表現された戦前から2019年までの「沖縄」は、観る私たちに様々な角度で深い示唆を与えてくれます。

今展に爽やかな色彩の中に沖縄の現実が浮かび上がる沖縄県立芸術大学教授の名護朝和さん(染色)< 緑の上に青の中に >(2018)、沖縄県立芸術大学卒業でつくば市を拠点にし精力的に作家活動を展開している与那覇大智さんの今年の大作<HOME-HENOKO-INVICTUS>(2019)、先月個展で好評を博した沖縄県立芸大院生の仲地華さんの瑞々しい力を湛える<深呼吸>(2018)をお借りし、より充実したものとなりました。

また、昨年沖縄の画廊が入手し話題となった「放浪の画家」として人気のある山下清が描いた那覇の亀甲墓のペン画も特別に展示しています。

今回はカメラが対峙した沖縄も展示しています。
変わらない、厳しい沖縄の状況を写真の力で伝えている写真誌「ぬじゅんNUJUN」のメンバーの写真家が選んだ写真を壁一面に貼りだしました。(写真は、上記の展示作品数には含まれていません)

佐喜眞美術館ならではの「沖縄を描いた」作品群です。

金城実_狂える謝花昇 1972

金城実 <狂える謝花昇> 1972

名護朝和_緑の上に青の中に 2018

名護朝和 <緑の上に青の中に> 2018

【作家】25名 【展示作品】42点
  • 大嶺政寛
    <南部の平野風景> 油彩 1935年
    <八重山風景> 油彩 1979年
  • 安谷屋正義
    <白い基地> 油彩 1961年
    <エスキース> 紙・ペン・水彩 1960年
  • 安次嶺金正 <道> 油彩 1971年
  • 上野遒 <沖縄の墓(津堅島)> 紙・コンテ 1971年
  • 上野誠 <波濤を越えて> 木版 1973年
  • 金城実
    <漁夫 マカリー> ブロンズ 1978年
    <狂える謝花昇> ブロンズ 1972年
  • 喜久村徳男 <HAZAMA 7> アクリル 2007年
  • 儀間比呂志 <風> 油彩 1959年
  • 金城満 シリーズドモリエ<ことばのかたち> 3点 綿布に石膏、顔料、ニカワ、箔、油彩 2006年
  • 黒田征太郎 絵本<未来へのノスタルジア ジュゴンの海へ>原画 紙・クレヨン・水彩・鉛筆 2001年
  • 佐田勝 <波照間> 油彩 1970年代
  • 玉那覇正吉 <異国の船> 油彩 1969年
  • 照屋勇賢 <結い、YOU-I> 紅型 2003年
  • 富田渓仙 <沖縄漁村圖> 絹本・彩色・掛け軸 1916年
  • 長尾紀壽
    <幻想-一夜さわふじ> 二曲屏風 和紙・墨・顔料・型染・糊防染・ドローイング 2017年
    <闘牛-赤い角の牛> 二曲屏風 和紙・墨・顔料・型染・糊防染・ドローイング 1999年
  • 名護朝和 <緑の上に青の中に> 和紙 2018年
  • 中島イソ子 <メガネを持つ自画像> 油彩 1993年
  • 仲地華 <深呼吸> 習字紙・染料・洗濯糊・海水 2018年
  • 真喜志勉 シリーズ<PCA-3> ミクストメディア 2006年(3点)
  • 本村佳奈子 <Existene-roote 共生> 木版・シルクスクリーン 2006年
  • 山下清 <那覇の墓> 紙・ペン 1960年頃
  • 山田真山
    <蘇軾(そしょく)> 絹本・彩色・掛け軸
    <達磨図>絹本・彩色・掛け軸
  • 山城見信
    <水門の遺構> ミクストメディア 1999-2000
    <無題> Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ ミクストメディア 2001-2002(5点)
    <恍惚と不安の水辺> ミクストメディア 1999-2000
  • 山元恵一 <月桃かおる> 油彩 1972年
  • 与那覇大智
    <HOME-HENOKO-INVICTUS> キャンバス・アクリル 2019年
    <HOME-椅子(黒い水)> 油彩 2017年

入館料の一部改定に関するお知らせ

当館の大人料金及び大人団体料金の入館料につきまして

2019年4月1日より下記のとおり改定させていただきたくここにお知らせいたします。
(中学・高校生、小学生料金には変更はございません)

1994年に開館し、1998年に一部入館料の改定を行って以来20年間入館料を据え置いてまいりましたが、昨今の諸物価や消費税の上昇、少子化による入館者の減少に伴い、やむを得ずこのような対策を講じなければならなくなりました。
お取引様ならびにご来館者各位には大変ご迷惑をおかけすることになりますが、なにとぞ諸事情をご理解の上、ご了承・ご協力賜りますようお願い申しあげます。

■改定年月日:2019年(平成31年)4月1日(月)

・旧入館料:大人・大学生 700円(630円)
 ↓
・新入館料:大人 800円(720円)、大学生・シルバー(70歳以上)700円(630円)
 ※( )内20名以上の団体料金

⇒ 詳しくはコチラ