佐喜眞美術館

Sakima Art Museum

開催中の展覧会

疫病退散祈願!祇園祭絵巻 田島征彦 型染と絵本原画展

【会期】2020年10月15日(木)〜2021年1月11日(月)

疫病退散祈願!祇園祭絵巻 田島征彦 型染と絵本原画展

「疫病退散祈願!祇園祭絵巻 田島征彦 型染と絵本原画展」チラシ【PDF:1.6MB】

 日本の三大祭りの一つに数えられる京都の祇園祭は、869年に疫病が蔓延し対処する術もなく多くの死者がでたときに、京の人びとは神泉苑に66本の鉾を立てて祇園の神を迎えて祭り、祇園社(八坂神社)の神輿を神泉苑にかつぎこみ災厄を鎮めたのが起源とされています。

 田島征彦氏(1940生)は、京都市立美術大学(現京都市立芸術大学)で後に人間国宝となる型染の稲垣稔次郎氏(いながき・としじろう)に指導を受けました。卒業後大学講師をしているときに出版社から祭りをテーマにした絵本の依頼を受けます。絵本製作に専念するため職を辞し、師の稲垣氏の代表作でもあった祇園祭に取り組みますが、その長い歴史と祭りの大きさに悪戦苦闘しながらも3年をかけて初めての絵本『祇園祭』(1976年)は出来上がり、その年の世界絵本原画展で金牌賞を受賞しました。

 いま、新型コロナウィルス感染拡大のため世界中が収束のみえない閉塞感に覆われている状況ですが、1100年以上も前に多くの命をうばっていった疫病に対抗する精神を力強く、美しい祭りに昇華して闘った都人の深い知恵に学び、沖縄の祭りにも通じる「疫病退散」「五穀豊穣」「長寿健康」等への切実な祈りから生まれた祭りの、そして田島さんの作品から発せられるエネルギーで来館する人々の気持ちが少しでも明るい方向へ向かうことを願い今展を開催いたします。
 また、絵本『祇園祭』(1976)と本年度の西日本読書感想画コンクールの選定図書にも選ばれた東村高江のヘリパッド建設と環境破壊をテーマとする『やんばるの少年』の原画も展示します。

 2000年の佐喜眞美術館での「オキナワからのメッセージ田島征彦展」から20年ぶりの個展となります。ぜひ多くの方のご来館をお待ちしております。

【イベント】田島征彦 トークと絵本の読みがたりII

日時:12月20日(日) 14:00〜16:00
定員:40名(要予約)
TEL:098-893-5737
※コロナ感染拡大予防のため参加は予約制とさせていただきます
※参加無料。当日入館のチケットが必要となります

田島征彦 トークと絵本の読みがたりII

【イベント】田島征彦 トークと絵本の読みがたり

日時:10月17日(土) 15:00〜17:00 ※終了しました
定員:40名(要予約)
TEL:098-893-5737
※コロナ感染拡大予防のため参加は予約制とさせていただきます
※参加無料ですが、当日入館のチケットが必要となります

年末年始のお知らせ


下記期間を年末年始のため休館日とさせていただきます

■休館期間:2020年12月31日(木)〜2021年1月2日(土)
 年末 2020年12月30日(水)まで開館
 年始 2021年1月3日(日)より開館