佐喜眞美術館

Sakima Art Museum

開催中の展覧会

戦争と人間 -ケーテ・コルヴィッツ 浜田知明ー

会期=2016年10月26日(水)~2017年1月30日(月)

※常設展示:丸木位里・丸木俊「沖縄戦の図」もご覧いただけます。

戦争と人間 ケーテ・コルヴィッツ

ケーテ・コルヴィッツ
≪戦争≫ 第4葉「寡婦Ⅰ」
1922/23年 木版

 
戦争と人間 浜田知明

浜田知明
「初年兵哀歌(歩哨)」
1954年 銅板 

<作家略歴>

ケーテ・コルヴィッツ(1867-1945)
1867年 東プロイセン、ケーニヒスベルグ(現ロシア・カリーニングラード)に生まれ、1945年ナチスドイツが降伏する2週間前に没する。激動の時代を生きた20世紀ドイツを代表する女性芸術家。第一次世界大戦で次男を、第二次世界大戦で孫を兵士として失った。死や戦争に対する憤りや深い悲しみを、また真に人生を生き、命を守るために闘う女性や虐げられた人々に対する共感共苦を、卓越した芸術性で版画や彫刻作品に表現し多くの芸術家や思想家にも影響を与えた。

浜田知明(1917- )
1917年 熊本県上益城郡生まれ。1939年東京美術学校(現・東京藝術大学)油画科卒業。初年兵として従軍した中国大陸での体験を1950年代に銅版画〈初年兵哀歌〉シリーズとして発表し、美術界に大きな衝撃を与えた。1957年から熊本に住み、世界の動きと人間を見つめ続けながら作品を制作。浜田作品が持つ人間への深いまなざしや普遍的でオリジナリティあふれる表現はヨーロッパやアメリカでも高く評価されている。2000年を最後に銅版画の制作からは離れるが、99歳になる現在も彫刻作品や戦争体験の素描作品を造り続けている。