沖縄の美術館で「生と死」「苦悩と救済」「人間と戦争」を想う

展覧会

佐喜眞美術館 収蔵秀作品展2022

佐喜眞美術館コレクションから選抜した全55点の秀作品展です。

【会期】2022年2月23日(水)〜4月18日(月)

 今回は、久しぶりにジョルジュ・ルオーの銅版画の代表作『ミセレーレ』より12点、アクアティントの多色刷版画より7点、マルク・シャガールの色彩が美しい版画集『サーカス』から9点、『ダフニスとクロエ』から1点を展示しました。
また、戦争の時代を生きた日本人作家として、北川民次(1894-1989)・上野誠(1901-1980)・上野省策(1911-1997)・利根山光人(1921-1994)・深澤幸雄(1924-2017)コレクションから選んだ作品を展示。それぞれの画家が確立した独自の世界観の根底には、かつて表現活動の隅々まで統制・抑圧された戦争の時代を生き抜いた責務と自由に表現できることの喜びがあります。特に、北川民次、利根山光人、深澤幸雄は、メキシコとの深い関りがあり3氏ともにメキシコの文化勲章であるアギラ・アステカ賞を受賞しています。


佐喜眞美術館 収蔵品展2022作品一覧【PDF 19KB】

佐喜眞美術館 収蔵品展作品2022チラシ【PDF 12MB】

佐喜眞美術館 収蔵秀作品展2022